AJINTHAA
そろそろ、山道に差し掛かり、辺りには高原野菜が見渡す限りつづく
山の尾根から崖の下を見ると谷間に
ムー的地球外秘密基地が銀色に光り輝いている
円盤の周りにかまぼこ状の格納庫が5,6塔
あれは一体何...かなって思っていたら
道はいっきに下りのワインディング
道路から落ちるのでは、恐怖に駆られながら...着いたのがなんとアノ宇宙基地
ドライバーが言った言葉にのけぞった
アノ施設は、日本がアジャンタの壁画を再現し栄華を誇った石窟を体感できるバーチャルなんとかかんとか
アルミのキンキラキンをしり目に、駐車場からシャトルバスの発着場まで、土産物屋が群がる
どうでもいい彫り物を押しつける、商店に引っ張り込む
最近は日本人が少ないのか、韓国語、中国語を、一言ふたこと教えあう押し売りども
専用バスで4キロアジャンタのふもとまで行く
モンスーンの季節なのに、日ごろの善行の祟りで
昨日も、今日も晴天、暑い、42度
せめて雨季らしく、曇っていて欲しかった
バスを降りて、急斜面を徒歩
かなりきつい、担ぎやもいるが、かたくなに歩く、這う
やっとこ着いたら、また難関が
テロ対策のセキュリティ・チェック
ゲートの向こうには石窟群がワーッて見えているのにー
入場券は外人用を持っているか(インド国籍入場料金の約10倍)250ルピー(約600円)
金属探知機、身分証明確認、疑いの目で睨みつけられ、耐えられるかチェック
それだけの難関を潜り抜けたら感激もひとしお
いよいよアジンターだー
いんや、アジャンタです